「モバイルエコー」とは、エコー本体とでモバイル端末を無線で接続して、緊急現場などで超音波検査が行える医療機器です。
ポケットに入るサイズで携帯として持ち運びが可能なので、臨床現場で高い機動力を発揮することが特徴です。
モバイルエコーは、検査室で行う臓器の細かい状態を確認するなど病気の診断を目的としたエコー検査とは異なり、現場が不安で稲緊急現場で触診や補聴器を使用する聴診に加えて、モバイルエコーを使用した視診が加わることで、更に患者様の状態を把握することが可能です。
緊急な状況であればあるほど、正確な診断が生死を分けるのでコンパクトでどこでも使用可能なエコー装置は今後さらに注目を浴びて、色々な医療機関で扱うようになるでしょう。
また、画像診断装置の生命線である画質も高いクオリティを実現しており、カラードップラーなどの標準装置も装備されていることもメリットです。
装置によっては、スマートフォンのように指先だけで画像を拡大したり縮小できたりするなど、どんどん進化しています。
怪我をした患部のチェック方法として多くの医療機関で取り入れられているのがエコー検査です。
エコー検査では骨折や捻挫、肉離れといった病態を正確に判断することが出来ることや、人体に無害であることや損傷の程度を診ることで損傷の程度や回復の経過を観察することが出来るといわれています。
しかし今までエコー検査を受けるためには、エコー機器が設置されている医療機関に患者が直接向かう必要がありました。
そこで場所を選ばずにエコー検査を行うことが出来るとして注目されているのが、モバイルエコーとタブレットを利用した方法です。
このモバイル機器はWi-Fiで接続することでワイヤレスを実現し、従来の有線型ではスキャンすることが難しいといわれていた部位でも容易に走査が可能です。
軽量で持ち運びがしやすいモバイルエコーと併用してタブレット上で体内の状況を確認しつつ、Wi-Fiを使用してネットワーク上のパソコンの共有設定フォルダに検査データを出力することも出来るので、幅広い用途で活用することが出来ます。
◎2023/5/16
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◎2021/9/14
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◎2021/7/20
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◎2021/5/31
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